お経をあげてみたい、という方

法華一部経讀誦講座に参加されることが良いでしょう。

この講座ではみんなでお経を読むのでハジもかきませんし、自分のペースで勉強できます。しかし忘れてはならないことは、誰でも上手になるというわけにはいきません。普段からの努力が必要なことで、すぐにお経があげられるには少し時間を掛けなければならないでしょう。

お経を読む、こんなこと。と思われるでしょうが、お経の調子と声で、私達の心に伝わるものがあります。まるでお経がヒントとなって、自分の心の中にある、何かに気付くことがあるのです。

そういうお経を読む人が少なくなったことは、残念ですが、気付いた者の努力によってそうしたお経を伝えることはまだまだできる状況にあります。がんばってみましょう。

お経を読むことは自分を創ることです。自分を創るためにお経を読むとも言えましょう。そして自分のためから、人々のためのお経が最終の目的です。たかが、お経。深い味わいを体験してみようではありませんか。

声は人の心に何かを訴えます。ましてや、お経はその中にある意味内容の理解とは異なる不思議な生気があります。その生気を漂わせ、醸し出すお経は、やはり努力がなくては生まれません。そういう人がどんどんと少なくなっています。その心を受け継ぐ人がいないのです。われと思わん方、お持ちします。

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